大学生活スタート

会社を退職して2か月の充電期間もあっという間に過ぎて、ついに大学に入学しました。3年次編入ですが入学式にも参加して大学に入学した実感を噛み締めました。そして、他の新入生と同様にサークルの見学に行ったりしました。その中で、鳥人間コンテストで有名な人力飛行機製作チームの見学に行ったときチームの代表が私が編入する学科の同級生であったため友達になりました。そのことがきっかけで人力飛行機製作チームに参加して、編入した学科にもすぐに溶け込むことができました。

話は変わって、単位認定の話をします。私の高専での学科は電気電子工学科で、編入した学科は機械系と、学科を大きく変えての編入となりました。ですが、単位認定では高専時代の単位が多く認められて余裕のある学生生活を送ることができました。一方で流体力学、材料力学、運動学など機械系の重要科目は単位が認められないので2年生と一緒に授業を受けました。しかし、私はこれらを勉強するために学科を変えて編入したので授業を受けて勉強することを心の底から楽しみました。

意外と大変だったのが第二外国語高専で相当する科目がなかったので単位は認められず、1年生と一緒に週2コマのドイツ語の授業を履修しました。

また、人力飛行機製作チームの先輩には高専の情報系から機械系学科に編入した先輩もいました。この先輩も言っていたことですが、高専の授業は大学レベルに近いので同じ系統の学科に編入しても高専での授業と内容が被ることも多く新鮮味に欠けることもあります。学科を変えても意外と何とかなる(それなりに忙しいですが)ので高専での専門科目で物足りない人は思い切って学科を変えて編入して視野を広げてみてもいいかもしれません。