大学院での就職活動その2

理工系大学、大学院の就職活動の事前準備をまとめました。以前の高専での就職活動では学内での会社説明会はなく、学校に来ている求人票のなかから受ける会社を1社選んで学校推薦で応募というパターンが多く、学校任せでもなんとかなります(ただし、ミスマッチという弊害がある)。しかし、大学では学校推薦を使うにしても自由応募も平行して進めていくので自分から積極的に足を動かして情報収集したり企業との接点を増やしていく努力が必要だと思います。

・冬季インターンへの参加

2月頃に冬季インターンを行っている企業も多くあります。夏季インターンは2週間の企業が多いですが、冬季インターンは1週間かそれよりも短い企業が多いです。そのため、仕事を体験するというよりは企業内部の情報収集のために参加するとよいと思います。

私は大学進学のために退職した造船メーカーの冬季インターンに試しに応募したところなんと選考を通過(辞めた人であることを見落とした?)して同じ事業所でインターンに参加することになりました。働いていた頃は生産計画部署でしたが、インターンでは設計部署になりました。インターンに参加した時点で人事も受け入れ部署の上長の過去勤務していたことを知って、それを指摘されたときは少し気まずかったのですが、この時点で再就職先の候補として考えていて設計部署の情報を知る貴重な機会なので真剣に取り組みました。

・学内での会社説明会への参加

2月下旬から3月にかけて大学に各社のリクルーターやOBが来て会社説明をしてくれるので、少しでも気になる企業は参加するようにしていました。大学の就職担当の教授も説明会への出席率をチェックしているので参加しておけば少しは協力的になってくれるかもしれないのと、積極的に情報収集しておけば後の応募企業決めや選考で役に立つのでできるだけ参加しておいた方がよいです。また、説明会後には懇親会がある企業もあるので志望度が高い企業であれば積極的に参加して志望度や関心が高いことをアピールしてリクルーターを味方につけておくべきです。

・学外での会社説明会および工場見学への参加

特に志望度が高い企業であれば学外での会社説明会や工場見学に参加して人事との接点を増やしておいたほうがよいです。工場見学は交通費を負担してくれる企業も多いので参加しておくと人事に顔を覚えてもたったり、後の面接のネタにもなりますので行って損はないと思います。学外での会社説明会は交通費が自腹の場合が多いのですが情報収集にお金を出し惜しんではいけないので、志望度が高い企業であれば参加しておいて損はないと思います。