大学院での就職活動その1

 大学院の修士1年も終わりに差し掛かった2月頃、早くも就職活動について考える時期となりました。進路としては、前の会社から大学まで一貫して船舶に関わってきたので迷うことなく船舶関係の仕事を志望していて、次のような進路を考えていました。

造船業

修士1年でインターンシップに行き、フェリーや特殊船を建造しているM社が第一志望で、その競合のJ社を第二志望とし、他にも造船メーカー数社に応募することにしました。

・海運業界(陸上技術職)、船級協会

人気業界で造船所のお客様、上流側というイメージに憧れがあったため、海運大手3社と船級協会に応募することにしました。

・舶用機器業界

船舶に関する知識が活かせる業界で上の2業界よりも志望度は高くありませんが、舶用エンジンメーカーや舶用電気機器メーカーにも応募することにしました。

 例年、私の学科では学校推薦で就職するケースがほとんどで、特に造船業界には多くの推薦枠がありました。しかし、私が最も行きたいM社からは学校推薦での求人はなく、自由応募しかない状況でした。第2志望以下の造船メーカーには推薦枠があったのでM社を諦めて安全策をとって推薦で他の造船メーカーを受けようかと悩みましたが、ここで妥協したら一生後悔するだろうし、たとえ失敗しても他にも多く応募しておけばどこかには入れると考え、学校推薦は使わず自由応募で数撃つ方向性で就職活動を進めることにしました。