大学3年での進路選択

とても充実した大学3年生も終わりに近づき再び進路を考える時期に差し掛かりました。私は大学院に進学するつもりで大学編入したため在学している大学の大学院への進学を希望していました。

大学院入試は一般入試と推薦入試があり、推薦入試を受けるには学科内順位が10位以内で、TOEICとE-MAT(数学のテスト)の得点が一定以上という条件がありましたが、私はいずれの条件も満たしていたので大学院の推薦入試を受けることにしました。筆記試験と面接が課せられハードな受験勉強をしなければならない一般入試と比較して推薦入試は面接のみで口頭試問があるものの先輩の話を聞く限り落ちることはまずないとのことでした。

しかし、大学院での就職活動を見据えて大学で行われる様々な企業の説明会に参加して視野を広げるようとしました。造船や建設機械、プラントなど様々な企業の説明会に参加してその後の懇親会(会社負担で飲食しながら歓談なので学生にはありがたい)もしっかり楽しみました。ちなみに私が在籍していた造船メーカーも説明会に来ていたので懇親会まで参加しました。

そんな中、私は艦船好きだったこともあり3月に東京で行われた防衛省技術研究本部の説明会まで足を延ばしてみました。午前は市ヶ谷の防衛省の庁舎で行われた艦船設計職の説明会に参加し、午後は目黒の研究所で試験水槽などを見学しました。艦船好きの私にとって憧れの景色がそこには広がっていました。そして、ぼんやりと防衛省技術研究本部を目指したいと思うようになりました。

そこで、防衛省技術研究本部に入るには国家公務員総合職試験に合格することが大前提なのと春休みで時間があったのでダメ元で国家公務員総合職試験を受けてみることにしました。国家公務員総合職試験の専門科目は大学院入試の内容と共通しているので大学院入試対策にもなると考えていました。この内容は次回から詳しく説明しようと思います。