仕事と勉強

 入社1年目の10月から本格的に大学編入試験の勉強を始めました。普通に仕事をしながらの勉強でしたので、勉強は平日の夜と休日に時間を確保して勉強しました。

 このとき仕事の方では、内業課(屋内で船の部品を作る部署)で現場に貼り付いて作業データを取ったり、プロペラ関係の工事の作業手順書を作成したりするなど初めての仕事に悪戦苦闘中でした。さらに、現在と違って残業の規則が緩かったので時間が足りないときは残業して終わらせることも多く、会社の寮に戻るのが20時以降になることも多かったです。それでも、風呂や夕食を終わらせて夜の0時頃まで勉強していました。

 勉強のテクニックとしては、疲労で思ったように勉強できなくても必ず机について少ない時間でも毎日勉強することを心掛けていました。また、勉強時間をアプリで記録して自分が1日どれくらい勉強しているのか把握して、昨日の自分と戦うようにしていました。

 また、メンタル面では、「高専時代からの自分を変えたい」、「自分を下に見ていた人たちを見返したい」といった反骨心を勉強の原動力にしていました。

 あとは、当時21歳と若くて体力があったので多少の無理が効くことや、彼女もおらず友達も少ないのでプライベートは勉強に集中できる環境だったことも勉強の助けになったと思います。