大学編入試験の勉強(TOEICその1)

 私が受験する大学では英語はTOEICのスコアを提出して評価するという方式であったのでTOEICの対策と何度かの受験をしました。

 一般的に高専生は英語が苦手と言われていて(今は違うかもしれませんが)私の高専では英語の授業も定期試験も普通科高校に比べたらかなりゆるかったと思います。高専では専門科目の勉強が忙しいので英語の勉強は後回しになりがちであまり勉強していませんでした。そのため、高専5年生の時に初めて受けたTOEICのスコアは330点と私の英語レベルは非常に低いものでした。

 造船メーカーに入社してしばらく経つと会社で受験するTOEICを受けないといけなくなりました。私の会社では大学・大学院卒本社採用と高専・高卒事業所採用とでは教育体系がはっきりわかれていて英語教育も同様でした。大学・大学院卒は就業時間中に外国人講師による英会話レッスンを受けることと定期的なTOEICの受験が義務付けられている一方で、高専・高卒は就業時間中にレッスンを受けることはできず、TOEIC受験は部署の判断に任されていました。私の部署では高専・高卒もTOEIC受験することになっており、また、私は就業時間後に英会話レッスンを受講していました。

 そんな教育体系の違いもあり、私は大学卒に負けない高得点を取ってやろうと思ってTOEICの勉強を始めました。このときは「新TOEICテストこれ一冊で600点はとれる!」を使って1か月程勉強しました。そして臨んだTOEICの結果は525点と本に書いてる600点には及びませんでしたが330点から大きな進歩をみせることができました。今は新版が出ており、初めてTOEICを受ける学生や新入社員にはおすすめです。